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デートDVって?

みなさま、こんにちは(*´∀`*)

 

 

女性の心地よい健やかな暮らしをお手伝いする ナースセラピストにゃおです(*´∀`*)♡

 

 

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など、性についての事を書いています。

 

 

前回は妊娠 について書きました。

 

 

今回はデートDV と呼ばれるものについて。

 

 

 

 

高校生頃になると、彼氏彼女 という関係でお付き合いが始まる人もいます。

 

 

初めて の事に対して、不安もたくさんあるかとも思いますし

 

 

相手の言う事や求めに応じて、疑問に思ってもそのままうやむやになってしまう という事もあるかもしれません。

 

 

DV(ドメスティックバイオレンス)と言うのは

 

身体的暴力 =殴る、蹴る、物を投げつける、突き飛ばすなど

 

心理的暴力 =暴言、態度など。大声で怒鳴ったり、相手を見下した言葉を言ったり、脅したりするなど

 

経済的暴力 =金銭的なことで制限をかけること

 

性暴力 =嫌がっているのに無理やり性行為をする、避妊をしないなど

 

束縛、支配的行動 =携帯を勝手にチェック、連絡先を勝手に消去、行動を制限する、監視する、束縛するなど

 

を指します。

 

 

彼氏彼女との関係で、自分が嫌だ、怖い、悲しい、辛い、窮屈

 

常に感じている のであれば、それはデートDVを受けている のかもしれません。

 

 

しかも内閣府の調査では

 

女性の5人に1人が、男性の9人に1人が、デートDVをされた事がある、と言う結果が出ています。

 

 

学校のクラスが例えば40人なら、4〜5人の男子が、8人ほどの女子が、DVを受けているという計算です。

 

 

原因 としてあげられるのが

 

○暴力について軽く考えてしまう

*相手が悪かったら多少の暴力は許されると思っている

*愛情があるから暴力を使って相手を束縛しても許されると思っている

 

○男らしさ女らしさの思い込み

*男らしさを勘違いして力を見せつけるために暴力という形になる

*女らしさを勘違いして相手の言う事を従順に受け入れなくてはと思ってしまう

 

○支配的な家庭環境

*家庭内で父親が母親に暴力を振るうのが当たり前な環境で育つと、子供も暴力を振るって思い通りにすれば良いと言う間違った思い込みをしてしまう

 

 

暴力というのは身体的な事だけではなく上にあげたDVとはに当てはまるもの全てを指します

 

 

 

DVをする人の特徴 としては

 

*付き合っている相手を自分の“モノ“だと思う

*相手を自分より下に見ている

*暴力を大した事ではないと思っている

*相手を思い通りにするのに暴力が有効だと思っている

 

 

暴力は振るう方(加害者)に原因があり振るわれる方(被害者)に原因はありません。

 

加害者 は

*殴る、蹴る、暴言を吐くなど相手をネガティブ な感情にさせる行為と

*謝ったり、プレゼントを用意したり、優しく振舞ったりなど相手をポジティブ な感情にさせる行為

被害者 に対して行い

 

被害者の気持ちの振り幅を大きくする事で洗脳状態 へ持って行きます。

また

脅しにより被害者を恐怖の感情に陥れてしまい、被害者が判断できないじょうたいにする 事もあります。

 

 

先程、被害者に原因は無いと書きましたが、

 

被害者に原因があるとすれば、自分はひどい扱いを受けて当然な存在なのだと思い込んでること、

 

自分は大切な存在なのだ、という事を思い出してください

 

 

 

 

もしデートDVを受けていたら

 

*信頼できる大人や友人に助けを求めましょう。

*もしくは専門の機関に連絡しましょう。

*一対一では逃げ切ることは容易では無いし、ストーカー化する恐れもあります。

 

 

もしデートDVをしていたら

 

*相手はあなたのモノではありません。嫉妬を理由に束縛、暴力をすることは許されない事なのです

*信頼できる大人や専門の機関に相談しましょう。

 

 

 

好きな人だから、お願いされたらなんでも聞かなきゃいけない、ということは無いし、

 

キスやそれ以上求められても、自分の中で不安や恐怖があったら、頑張って勇気を出して断ることも大切。

 

本当にあなたの事を思ってくれていれば、自分の欲望よりも、あなたの希望を優先してくれる。

 

性への興味だけで軽々しく行うのはいろんな危険も責任も伴います。もっと自分を大切に。

 

性についてきちんと話し合うのははしたないことでは無く、大切なこと。

 

 

 

 

〈性犯罪、性暴力のための支援センター〉

 

こちらは全47都道府県にあるワンストップ支援センターというところ

[性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧 | 内閣府男女共同参画局

 

こちらは主に大学生向けのようですが

性暴力救援サイト|NOSVVA

 

以前紹介したこちら。こちらは主に中高生ですね

一般社団法人Colabo(コラボ)|女子高校生サポートセンター – 一般社団法人Colabo(コラボ)は「若者(女子高校生)と社会をつなぐきっかけの場づくり」事業を展開し、少女たちの自立支援を行っている

 

それからこちらも、以前紹介したところ

10代20代の生きづらさを抱える女の子のための女性による支援|特定非営利活動法人BONDプロジェクト

 

 

最近の私にはこれくらいが丁度良い◯
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参考、引用文献

大人になる前に知る性のこと 加納尚美、鈴木琴子編著

からだと性の教科書 エレン-ストッケン-ダール、ニナ-ブロックマン