望まない妊娠をしないために
みなさま、こんにちは(*´∀`*)
女性の心地よい健やかな暮らしを応援する ナースセラピストにゃおです(*´∀`*)♡
今回は生理(月経)がある全ての世代の女性に向けて になります。
(成人期以降はまた改めて書いていきます)
妊娠
喜ばしい事ですね(*´∀`*)
けれど、状況によっては喜べない事もあります。
例えば
○まだお互いに若くて社会的にも経済的にも厳しい
○風俗的なお仕事やレイプによって妊娠してしまった(相手がわからない)
○いわゆる不倫と呼ばれる関係で相手に家族がいてその家族には内緒の関係で成り立っている相手との間の妊娠
○周囲の協力が得られない状況
○経済的に厳しい
などなど、他にもあるかもしれませんが。。。
風俗のお仕事をしている人は基本的に、自分の身を守るため、
きちんと避妊ををされてる方や、病気のチェックをされてる方が多いかと思います。
相手との関係性がお付き合いしている という間柄にある人は、
きちんと避妊に対して話し合いをし、特に社会経済的に自立をしている人は
相手任せにせず、自衛もして頂きたいと思います。
青年期の人たちも、避妊を男性任せにせず、きちんと正しい知識を持って、
コンドームもお互いに準備する、くらいの気構えでいてほしいと思います。
レイプ、性的虐待を受けてしまった方は、とにかく一刻も早く、信頼できる人に打ち明けて、
産婦人科への受診を勧めます。
そして信頼できる大人に打ち明け、出来ればその人と一緒に警察に被害届も出してください。
嫌な思いをする事もあるかもしれませんがあなたは何も悪く無い、 ということだけは覚えておいてください。
さてここからは避妊方法 を伝えていきます。
1、コンドーム
一番身近なものですね。
でも正しい付け方をしないと効果はありません。
性行為中に破れてしまったり、外れてしまったりすると効果は減ります。
裏表間違えてつけたものをまた付け直すというのも危険です。
なぜなら勃起してる時点で男性の経管粘液(精子が混ざっているもの)は出て来ています、それをそのまま入れてしまうと言うことになってしまいます。
と言うことで装着時に大切なのは
・傷つけない
・先端の精子がたまる部分に空気が入らないようにする
・根元までしっかりと被せる
・裏表間違えない
・膣に挿入する前につける
・サイズが合ったものをつける
・財布や手帳に入れて持ち歩かない(劣化しやすいものなので、アルミの名刺入れのようなものに入れておくのが安心です)
コンドームは性病の予防にも役立ちます
2、ピル
経口避妊薬と呼ばれるものです。もっと正しく言うと、日本で使われているのは、混合型経口避妊薬と言います。
ピルは子宮内膜症や月経困難症の治療薬 としても使われます。
これは女性が毎日決まった時間、決まった期間飲む。(基本的に21日間飲んで7日休薬、そうすると休薬中に生理が来ます。
飲んでいる間は何が安心なのかというと、排卵を起こさせない、偽妊娠状態ということです。
正しく飲んでいれば避妊はほぼ100%出来ると言われます。
ただし、ピルを内服するには必ず医師の処方箋が必要です。
時間的にも金銭的にも女性のみ負担がかかる方法でもあります。
人によっては飲み始めに、頭痛、吐き気、不正出血などの症状(他にも不調)が出ることがありますし、
血栓症のリスクもあります。
どうしても体質的に合わなくて飲めない人もいます。
作用と副作用をしっかり把握して決めてほしいと思います。
排卵を起こさせない、ということの伴う副作用も長い目で見ると少なからず出てくると思います。
3、IUS
この図にあるように、T字形をした小さな器具で、医師に子宮内に装着してもらいます。
微量のホルモンが放出され、基本的には生殖器部に限って作用しますが、
一部は子宮内の粘膜から血流に乗り全身に循環します。
しかし、その量が微量なので副作用は少なめと言われます。
基本的には3〜5年継続して装着しておけます。
IUSに含まれるプロゲスチンが子宮頸管の粘液を濃くして精子の侵入を防ぎます。
同時に子宮内膜を薄くなり受精卵の着床を困難にします。
装着時に一時的に痛みがある事があります。
こちらを参考にしてください
4、銅付加IUD
ホルモン剤が無いのに避妊効果があり、使用している人の妊娠率は1%以下と言われます。
さっきのIUSに似ていますが、ホルモン剤は使用されていません
避妊ができる理由はあまり定かでは無いようですが
子宮内に軽度の炎症反応が起きて胎児の生存に向かない環境になる、と言われます。
銅そのものが、精子の働きを弱めたり、卵子と精子の受精をさまたげるとも言われます。
ホルモン剤を使用していないので、脳や卵巣には働きかけず、影響が及ぶ範囲は子宮に限定されます。
月に一度排卵が起こります。
装着前に比べ、月経血が増える事もあるそうです。
こちらも参考にしてくださいIUDのメリットとデメリット | 避妊のススメ
5、緊急避妊法
①緊急避妊ピル ノボノルゲストレル配合ピル
通常のピルより高濃度のプロゲスチンが含まれます。
ただ、排卵直前には効果が薄いとも言われます。
出来れば24時間以内に、それが無理なら72時間以内に内服しましょう。
残念ながら日本では医師の処方箋が無いと手に入れることが出来ません。
そして、内服しても、3週間ほど経ってから、次の月経が来ても来なくても、
妊娠検査をした方が安心です。
②銅付加IUD
先ほどの4 を参考にしてください。
こちらは日本では基本的に経産婦のみに認められています。
こちらの方が性交後5日間有効ですし、そのまま装着しておく事も可能です。
こちらも参考にしてください
今日は久しぶりにおうちカフェっぽく(*´▽`*)