女性の健やかな暮らしをお手伝いするナースセラピストにゃおのブログ

全ての女性に知っていて欲しい、自分を大切にする方法

本当に産める?

 

みなさまこんばんは(*´∀`*)

 

女性の心地よい健やかな暮らしをお手伝いする ナースセラピストにゃおです(*´∀`*)

 

 

段階別 ③ 青年期 - 女性の健やかな暮らしをお手伝いするナースセラピストにゃおのブログ

 

 

子供に対して、どのように性を教えていくか、という事を書いていきます(*´∀`*)

 

 

男子向け

思春期の性 男子 - 女性の健やかな暮らしをお手伝いするナースセラピストにゃおのブログ

 

 

女子向け

思春期の性 女子 - 女性の健やかな暮らしをお手伝いするナースセラピストにゃおのブログ

 

 

(自分が女なのでどうしても女子向けが具体的になってしまいますが、男子でも、男性でもこんな経験あった、という話あれば教えてくださいませ)

 

 

 

さて、今日は前回のブログの内容を少し掘り下げていきたいと思います。

 

「性」 という漢字の成り立ちは 「人」+「生きる」

 

そして意味を辞書で調べてみると「性」とは生まれつき持っているもの、こと」

 

とあります。

 

分かりやすいところでいうと、理科の授業での「アルカリ性」「酸性」の性。

 

言葉でも女性、男性分けられる事ありますが、中性がある言語もあります。

 

 

もちろん、「性」には、性行為、セックス などの意味もあります。

 

 

人間だけではなく、動物もだけど、なんでセックスをするかというと

 

分かりやすいのは

 

 

①種の保存  新しい遺伝子を残して、次の世代を産み出すため

 

でも、これだけじゃなくて

 

 

②愛情の確認  愛情を与え合う、相手のことを思いやる、という事が大切です。

 

 

③エネルギーの交換 お互いのエネルギーを高めるため

 

 

総じて言えることは自分と他者とのコミュニケーションである という事。

 

 

 

特に思春期では①と②を大切にしてほしいと思います。

 

 

 

人間には理性があります。

 

セックスしたいから、誰でもいい、というわけにはいかないし、

 

セックスするには相手がいるのだから、自分の勝手な感情だけではしてはいけない、

 

相手の感情も尊重してお互いに氣もち良いもの、安心感を得られるもの、なのです。

 

 

そして種の保存、ということは、

 

セックスには妊娠という状況が出てきます。

 

 

 

思春期と呼ばれる中高生の時期に妊娠してしまって、育てられますか?

 

妊娠に伴うリスクを大きく抱えるのは女性です。

 

 

妊娠して、体力的にも、金銭的にも、環境的にも、問題なく子供を育てられる環境であれば、

 

それはとても喜ばしい事です。

 

けれど自分がまだ学生だったら?

 

 

もしかしたら、そのまま学業を続けられないかもしれない、

 

卒業が出来なくて、学歴が中退になる事も多いです。

 

もちろん、それでも仕事は出来ますが、本当に、新しい生命のために今の自分の生活を犠牲に出来ますか?

 

 

 

もし仮に、子供が出来たけれど産めない、となった場合、堕胎 という事になります。

 

中絶 と呼ばれる事ですが、

 

中絶するにも時期が決められています。

 

妊娠12週(11週と6日)までは掻爬又は吸引 と呼ばれる方法、

 

12週から22週(21週と6日)までは流産 という方法になります。

 

 

胎児の大きさはこちらを参考に。

妊娠週数別カレンダーで胎児の大きさ・成長の様子が早分かり! [妊娠の基礎知識] All About

 

 

 

掻爬とは、静脈麻酔等で患者さんを一時的に眠らせ

 

子宮口を器具で開いて、子宮の内容物を掻き出す、という方法。吸引だと専用の器具で吸い取るという事です。

 

想像出来ますか?

 

私は産婦人科で働いていた事もあります。

 

中絶のための現場に立ち会った事もあります。

 

もちろん医師も子宮内をなるべく傷つけないように細心の注意を払って行います。

 

それでも内膜の損傷は避けられません。

 

けれど、子宮内膜を、そこをベッドにして成長しようとしている胎児を、人工的に外の世界に取り出すのです。

 

もちろん、まだ12週にもなっていないから、外に出されたら、生きられません。

 

そして出された胎児がいるかどうかを必ず確認するのは医療者の役目です。

 

仕方ないとは言え、結構切ないです。

 

 

 

そして12週以降 

 

流産 は、患者さんを麻酔で眠らせたあと、あらかじめ子宮口を開く処置をし、

 

子宮収縮剤を投与して人工的に陣痛を誘発させ流産させます。

 

こちらは基本的に、入院施設のあるところで一泊以上の入院をして行うことになります。

 

それだけ母体にもより負担がかかる、という事です。

 

そして流産の場合は役所に死産届けを提出して、埋葬しなければいけません。

 

 

 

日本ではどんな場合で妊娠したとしても、

 

中絶には

 

保険が適用されません。

 

 

女性はお腹に子供が宿る事で、母性も生まれ、産みたい!と願う方も多いかと思います。

 

本当に産んだとして、その後育てられるのか、しっかり考えて、

 

宿った新しい命をどうするか、決めて欲しいと思います。

 

カラダの負担だけではなく、中絶した事に対する、ココロの負担も出るでしょう。

 

 

悲しい決断をしなくて済むように、

 

男性は女性のカラダを思いやってほしいし、

 

女性は自分を守る術を身につけましょう。

 

 

妊娠相談窓口

一般社団法人全国妊娠SOSネットワーク

 

 

 

 

 

リトマス試験紙

今私が草木染めの時に使ってるのはこういうの)

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