段階別 ③ 青年期
皆さまこんばんは(*´∀`*)
女性の心地よい健やかな暮らしをお手伝いする ナースセラピストにゃおです。
成長段階に合わせた、性教育の必要性を書いています(*´∀`*)
段階別 ① 乳児期〜幼児期前期 - 女性の健やかな暮らしをお手伝いするナースセラピストにゃおのブログ
段階別② 幼児期後期から学童期 - 女性の健やかな暮らしをお手伝いするナースセラピストにゃおのブログ
さて、今日は
上記の表では青年期(自我同一性と役割の混乱) と呼ばれる年代です。
13〜22歳頃。今は大学進学率もかなり多いので、だいたい学生時代なのかな。
思春期 も入りますね(*´∀`*)
前回と少し被りますが、この時期、
早ければ10歳頃から、
男の子なら射精が、女の子なら生理が、始まります。
射精や生理が来るということは
第二次性徴期。
自我の発達とともに反抗期にもなります。
ココロもカラダも成長しますが、その変化に戸惑ったり、不安になったり
自我は出ますが、それで本当に正しいのかどうか、という不安が常にあります。
だけど、自分で決めたい!という想いもあるので、大人にあれこれ口出しされると鬱陶しく感じたりもします。
素直さが無くなったー、、、
と親である立場からは見えてしまうかもしれませんが、
本人にとっては、自分って何だろう?自分らしさって何?という
アイデンティティの確立の時期です。
この時期に自分なりの「自分はこうだ」という芯が見つかると、行きたい方向性も見えて来ますが、
(=自我同一性 )
確立されないと、自分探しを延々と繰り返します。(=役割の混乱)
親を頼りたい反面、自立したい気持ちもでて、親離れしようとする時期です。
何も話してくれなかったり、口数が減ったりする事もあるかもしれませんが、
過干渉にならず、何かあったら言ってね、というスタンスで見守る事が大切です。
そして恋愛も活発になります。
自分の性に対するアイデンティティも見えてきます。
人を好きになることの楽しさや苦しさも味わいます。
だからこそ、自分の中での正しさ、というものも持つ必要が出てきます。
排泄だけではなく、生殖の機能も出てきます。
性行為 に関しても、かなり興味が出てくるようになるでしょう。
けれど、だからこそ、
大切な人であれば無理強いは絶対ダメ だし、
望まない妊娠をしないための避妊 も必要だし、避妊具の正しい知識も必要です。
将来子供が欲しくなったときに妊娠できるように、性病の予防も大切です。
こちらも正しい知識が無ければ、知らないうちにパートナーにも病気をうつしてしまいかねません。
お互いに嫌な思いをしないため、性行為の前には同意も必要 です。
巷に溢れているAV(アダルトビデオ)での行為や、ネットでの情報は必ずしも正しいものではありません。
自分のココロもカラダも傷つけないために、
正しい知識を知る事がとても大切です(*´∀`*)
次回はこの辺を具体的に書いて行きます(*´∀`*)